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7月6日(宵祭り)から7日(本祭り)にかけて、村上の伝統産業である彫刻や漆塗りを施し、金銀の飾りをつけた絢爛豪華な屋台が市の中心部を巡る「村上大祭」が開催されます。
この祭りは、寛永十年に行われた羽黒神社の遷座祭が起源とされ、大八車に太鼓を積んで練り歩いたことが始まりと伝えられています。現在では、3基の神輿に御神霊を奉遷し、荒馬14騎と稚児行列を先導に町内を巡幸する「お旅神事」が行われます。その後に続く19台の屋台(通称「おしゃぎり」)の巡行は、祭りの最大の見どころとなっています。
写真に掲載されている2台の屋台の乗せ物は、七福神の「大黒天」と、「恵比寿」です。各町内の屋台によって乗せ物が異なるため、村上大祭にお越しの際は、ぜひ屋台の乗せ物にも注目してみてください。
(村上市岩船郡医師会 村山 裕一)