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北沢浮遊選鉱場跡と相川診療所(令和4年3月撮影)

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 東洋一と謳われた佐渡金山北沢浮遊選鉱場跡の上に建つ白い小さな建物が、佐渡市立相川診療所です。その右奥には佐渡奉行所があります。明治3年に設立された県営相川病院は、佐渡初の近代的医療機関として主に坑夫らに利用されましたが、医療思想が普及しておらず経営難となり、明治12年に郡立病院となった後、わずか5年で廃止されました。病院撤退後、鉱山専用の病院開設の要望が高まり、明治37年、同地に鉱山付属病院が設立されました。昭和27年、鉱山の事業縮小により相川町へ移管し、町立相川病院となりました。当時は、一般24床・結核16床・計40床で、内科・外科・小児科の3診療科でした。昭和60年、全面改築により一般80床となりましたが、医師・看護師の確保が困難なことから、平成8年に療養型64床へ転換しました。平成16年に佐渡市立相川病院となった後、平成21年に52床となり、令和4年4月に19床の有床診療所となりました。

(佐渡医師会 監事 森本芳典)