井口清太郎(県医師会理事)
昨年、日本の出生数は67万人余りであった。一方、総死亡数は159万人を超え、その差である約92万人が一年間の人口減少数となる。人口減少社会への転換が語られて久しいが、その速度はなお増しているように見える。
新潟県において状況はさらに厳しい。この五年間で人口は約6%減少し、総人口は206万人となった。出生数は二十年前のおよそ半数となり、今や年間一万人を下回っている。人口減少は単なる数字の変化ではない。それは社会を支えるあらゆる基盤の変化を意味する。
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